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 このノートブックは、深見友紀子が原告となった裁判・最高裁パートナー婚解消訴訟の補足説明としてスタートしました。裁判の内容を知らないと理解しにくい文章があると思いますので、興味のある方は、下記サイトまでアクセスしてくださいますようお願いします。
http://www.partner-marriage.info/

 2009年以降のノートブックは、「ワーキング・ノートブック」に移転しました。

何百人、何千人の女性の無念

 あるインタビューで、猪口邦子さんが次のように言っています。
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Qその仕事に対する積極性、バイタリティーはどこから来るのですか?

Aそれは機会を得なかった女性を見ているからです。私の同級生で今も職業を維持しているのは私だけ。教員として教え始めた初期の女子学生は全員やめています。実に何百人、何千人の女性の無念を認識しているから私には一分も無駄にできないんですよ。
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 おそらく教員として教え始めた初期の「男子学生」は全員続けているんですよね。
 本人がやめたくないと思い、周りもやめるのは勿体ないと思ってもやめてしまった女性がいるのということは、反対に、やめてもいいというか、むしろやめたほうがいいのに、男であるというだけでやめない男性がいるということでしょ?
 
 最近、猪口さんは、エール大学での指導教官を泣き脅して博士号を取ったとか、若い頃は同じ分野の先輩である夫の力でのし上がったとか、たいした業績もない、単なる目立ちたがり屋・・などと週刊誌で散々言われているようですけど、明らかに妬みだと思います。
 客観的にみて、能力の低い人やコネでのし上がろうとする人は、絶対に男のほうが多い。

 私の知っている男性研究者には・・・
 10年で論文が5本以下でも教授に昇格した人が大勢います。 
 かつて、作曲した楽譜の画像(解説も無し)を紀要に載せて教授に昇格した人もいました。
 論文なんて1本も書いたことがないのではないかと思う男性も指導教官のコネで講師になっていますよ。
 かねてから「カバン持ち」がニックネームだったのに、博士号を取り、教授になったらカバンを持たなくなった人がいます。
 これらは“がせネタ”ではないです(笑) 。