8月2日
作家の平野啓一郎さんが、生命科学者の上田泰己さんとの対談で、上田さんの「体内時計は遺伝子でできていて、遺伝子は人それぞれですから、体内の時間も個人差があると考えられています。」という発言に続いて、次のように言っていました。(「理研サイエンスセミナー」
「僕はさんさんと降り注ぐ太陽の下よりも、カーテンを閉めて電気をつけている方が仕事をする気になるんですね。この何年間は1日6時間睡眠ですが、別に会社員じゃないし、何も24時間単位で生活しなくてもいいだろうと1日を12時間ずつに分けたことがあるんです。3時間寝て9時間働き、3時間寝てまた仕事をするというように。」
「12時間生活は2ヵ月位続き、仕事も効率よく進んでいたんですが、取材が入ったりで徐々に崩れてしまって。今度は「眠くなったら寝る」という生活を試みました。毎朝出勤する必要のない仕事をしている人たちのタイムサイクルを見ていくと、社会の時間と個人の時間のズレみたいなものが見えてくるんじゃないかという気がします。」
大学が夏休みに入った先週から、なるべく午前中は用事を入れないようにして、私も自分にとって自然な睡眠リズムを作ってみました。
3時間寝て、
次に眠くなるまで活動して(必ず何かを食べる)、
目覚ましをかけないで続きの睡眠をとる。
そうすると、大抵3.5~4時間後に目が覚める。
これが私にはなかなかいいのです。
合計睡眠時間は6.5~7時間。
授業がある期間よりおよそ1時間多く睡眠をとっているうえに、2回に分けたそれぞれの睡眠は結構深い。
寝てから3時間で目が覚めて、後2時間ぐらいは寝なきゃと焦って、うとうとしたかと思うと目覚まし時計の音で起きる、といういつものパターンよりもずっと健康的です。
睡眠にも人それぞれのリズムあり。早寝早起きは私には向いていないです。