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 このノートブックは、深見友紀子が原告となった裁判・最高裁パートナー婚解消訴訟の補足説明としてスタートしました。裁判の内容を知らないと理解しにくい文章があると思いますので、興味のある方は、下記サイトまでアクセスしてくださいますようお願いします。
http://www.partner-marriage.info/

 2009年以降のノートブックは、「ワーキング・ノートブック」に移転しました。

女子のⅠ種採用減に悩む政府

 1月13日
 政府関係者は、08年4月に入省する国家公務員Ⅰ種試験の女子内定者数が伸び悩んだことに頭を抱えているらしいです。
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 内定者629人のうち、事務系(行政・法律・経済)は301人。そのうち男女共同参画基本計画が「10年度頃までに30%程度」に引き上げることを目標にしている女子は73人(24.3%)にとどまった。昨年は74人(25.1%)に過去最高に達したしていただけに、わずかな差とはいえ、政府関係者の落胆は大きい。
 男子大学生の国家公務員志願者は、官僚叩きによる使命感の喪失や若くして高給が得られる外資系企業への人材流出で急減。子育て支援など働きやすい環境を整備することで、女子を今後の公務員の担い手にと目論んでいる政府だが、思惑通りに事が運ぶかどうかは微妙な情勢だ。(WEDGE 1月号、p.89)
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 国家公務員Ⅰ種を狙うぐらいの女の子たちは仕事のやりがいを重視すると思うので、政府の思惑通りにはならず、これからはちょっとレベルの低い男の子がどばーっと大挙してやってくるかもしれません。
 でも、女の子にチャンスが増えたことはいいことです。パートナーSさんの長女も、男子学生が外資に流出した恩恵を受けたのか、はたまた試験で実力が上だったのか、この73人のうちの1人です。何はともあれ、良かった、良かった。