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 このノートブックは、深見友紀子が原告となった裁判・最高裁パートナー婚解消訴訟の補足説明としてスタートしました。裁判の内容を知らないと理解しにくい文章があると思いますので、興味のある方は、下記サイトまでアクセスしてくださいますようお願いします。
http://www.partner-marriage.info/

 2009年以降のノートブックは、「ワーキング・ノートブック」に移転しました。

投資信託と学資保険

 9月21日
 最近、三菱東京UFJ銀行で、投資信託を元金1000万円分解約しました。
 「投信バブルは崩壊する! 」といったような本を幾つか読んだことがきっかけで、大手銀行に高い手数料を取られずに済む方法を勉強したんです。
 でも、解約した一番の原因は、投資信託担当の女性があまりにも頼りなかったからです。
 以前銀行の窓口にいたオバサン風や結婚までの腰掛風のお姉さんではなく、彼女らは一見、キャリアウーマン風。グレーのパンツスーツを身に纏い、首から赤いヒモでIDカードをぶらさげています。この人たちのことをファイナルシャル・コンサルタントとかいうらしく、マニュアル通りのシミュレーションをし、表立たない程度に不安を煽り、リスクの話をし、「資産運用」について説明します。
 全員がそうだとは決して言いませんが、マニュアルどおりやっているときにはボロがでないけれど、ちょっとフェイントをかけると、ボロボロになる人が多いです。
 私の担当の女性も、たった今計算した「解約した際の戻り金」が信託財産留保金を引いたものか、引いていないものか即答できなかったし、信託財産留保金の額すら間違えていたんです。
 電話では言った言わないといったトラブルになるので、メールで回答を要求すると、こういう人たちは、責任を取りたくないからメールでは答えないです。「メールだと間違って他の方に送ってしまうこともありますし・・・」とマニュアルどおりに言います。メールが危険なら郵便も危険ですよ。何度となく我が家のポストに隣人の銀行との取引を書いたシール付きのはがきが入っています。 
 老人が銀行や郵便局の言われるままに投資信託を始めているらしいですが、向こうが、しかもしつこく持ち込んでくる話って、我々にとってではなく、向こうにとっていい話ですよね。少なくともこれまで郵便局の定額貯金や一時払い養老保険などでお金を増やしていた人たちのやるものではないです。

 元金1000万円は、手数料や税金などを一杯とられて、結局2年間で1115万円ぐらいになりました。利益は大学の初年度納付金ぐらい。投資のプロからすれば低いパフォーマンスなんだろうなぁ。娘のためにとっておくことにします。
 娘が生まれたときに加入した学資保険の18歳お祝い金100万円も来年2月に出ることを思い出しました。最高裁・パートナー婚訴訟で、養育を放棄したということになっている私ですが、妊娠、出産し、収入が不安定だった大学院生の頃から毎年保険料を払ってきました。80年代の子ども保険は、加入者にとってはお得な保険だったのですよ。ということは、保険会社にとっては頭の痛い保険なんですよね。