5月9日
連休が終わり、一挙に真夏並みの暑さに。大学の授業が再開しました。
昨日は、四条河原町の洋風居酒屋「洋風酒膳 和’S」でゼミコンパ。
▲クリックすると拡大します▼ この写真、何か少し変です。
内田健二さん(京都児童館連盟委員長)、野口智子さん(うずらの里児童館)、画家の林加奈さんが来てくれました。内田さんは84歳! アルフィーの高見沢俊彦の30年後という感じの方です。この席で、「ジェンダーといえば、深見さん」という加奈さんの発言がきっかけとなって、ゼミ生の多くが「最高裁・パートナー婚解消訴訟」のサイトを読んでいることを知りました。
きょうは、授業3コマと会議2つの後、建仁寺の境内にある新道児童館をゼミ生のNさんと訪問。ここの八木信代館長さんとは昨年知り合ったのですが、瞬く間に意気投合して今年度の実践計画がまとまりました。
話が盛り上がって気がつくと18時過ぎ。ここの若い職員さんに子どもが2人いる女性がいます。
「保育園のお迎え、大丈夫ですか。」「おばあちゃんがみてくれるんです。」最近、仕事と家庭との両立が声高にいわれ、みんな気を遣う雰囲気になったのはええことです。
娘が30歳になったとき、私は62歳。娘が子どもを産んでも、私は孫の面倒はみないです。だって、私は現在よりもずっと(仕事面で)活躍していたいから(多くの人がそう思っているのと同じように、今、私は努力のわりに認められていない、評価されていないと思っているから)それに、12年後まだ私のほうが娘より忙しいかもしれないし。
現在はまだ、かつて専業主婦だった祖母たちが各家庭にいるけれど、そのうち、忙しい祖母たち、働かなくては食えない祖母たちばかりになり、祖母たちも頼れない時代になるでしょう。20年後、30年後を想像できる人って、本当に少ない・・・。ゼミ生には20年後、30年後に「最高裁・パートナー婚解消訴訟」を読んで欲しいほしいです。あの訴訟を理解するには彼女たちは若すぎるし、あの訴訟はまだ早すぎるから。