きょう、河合塾の研究員の方を迎えて、「入試結果及び全統模試データから見た京都女子大学の問題点と今後の課題」という職員向けのレクチャーがありました。
・06年度私立大系統別志願者数
・04年~06年 私立大主要大学志願者数
・関西3女子大及び東京3女子大の入試結果(前期日程)
・関西3女子大及び東京3女子大の志願者数推移(96年~05年、大学全体)
・京都女子大及び東京3女子大の志願者数推移(96年~05年、学部別)
・系統別 偏差値ランク比較(96年、01年、05年)
資料は全部で21ページもありました。
05年度の偏差値は・・・・・・
〔英文〕
57.5~59.9 京都女子―文―英文
津田塾―学芸―英文
55.0~57.4 東京女子―文理―英米文
52.5~54.9 日本女子―文―英文
〔家政〕
62.5~64.9 日本女子―家政―食物―管理栄養
60.0~62.4 日本女子―家政―食物―食物学
57.5~59.9 京都女子―家政―食物栄養
京都女子―家政―児童
日本女子―家政―児童
京女の偏差値ってこんなに高かったんですね! 初めて知りました。
関西3女子大とは、京女と同志社女子と武庫川女子だということも知りませんでした。(京女と同志社女子と神戸女学院ではなかったのかしらん。)
偏差値が高くなりすぎると当然敬遠され、競争率の低下に結びつく。中途半端に高いままだと“関関同立”の滑り止め大学になってしまう。偏差値が低くなると大学全入時代を生き残れない―。難しいですね。
「直接偏差値や競争率の上昇に結びつくとは限りませんが、大学としての特色あるプログラムを作るべきです。」と河合塾の研究員の方。
プログラムも大事だけど私はイメージも大切だと思います。そろそろ京女は、京大生の“彼女“の大学という従来のイメージから脱却したらどうかな。
京大生と京女生のカップルは今も昔もとても多い。(パートナーのSさんと、破局した奥さんも京大生と京女生のカップルでした。) しかし、京大生の“彼女”が京大卒の男の“妻”となり、安泰であり続けることはますます怪しくなるでしょう。どう転んでも大丈夫なほどの資産があれば話は別ですが、京大卒の男の稼ぎや将来性に賭けて専業主婦になるのは今後はバクチに近いです。
小説家の山崎豊子さんは京都女子大卒。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B1%B1%E5%B4%8E%E8%B1%8A%E5%AD%90
この偉業と比べると、京大に入ることなんてカンタンなことですよ。自分自身の社会的な力を積み上げていくために京大生を“彼”にする。そんなぐらいでちょうどいいことに気づいてほしいです。