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 このノートブックは、深見友紀子が原告となった裁判・最高裁パートナー婚解消訴訟の補足説明としてスタートしました。裁判の内容を知らないと理解しにくい文章があると思いますので、興味のある方は、下記サイトまでアクセスしてくださいますようお願いします。
http://www.partner-marriage.info/

 2009年以降のノートブックは、「ワーキング・ノートブック」に移転しました。

微妙・・・

 「平成16年度重要判例解説」で最高裁パートナー解消訴訟について水野紀子さんが解説していますが、それに対するエイサクさんのコメントを読みました。

http://sea.ap.teacup.com/eighsaqu/60.html

 最高裁判決が傍論で示した非法律婚関係における「関係継続に関する合意」という契約概念につき、契約締結は自由だが、それが「裁判所が民事的に担保できる有効な契約と評価できるかという判断は微妙(水野・前掲)」と疑問を投げかけている点が興味深い。

 微妙か・・・。
 
1.言葉に言い表せないような、味わい深い趣。
2.「微か」「ほんの少し」という意味を強調する表現。
3.問題が複雑で判断に困る様子。時に否定的なニュアンスを含むこともある。
4.良くないという意味で使うことが最近多い。


 「平成16年度重要判例解説」誌上で「微妙」なんて単語を使うの、法律家らしくない感じがしました。

 さらに・・

 「性的な関係を含む協力関係を債務として内包する契約を有効とするのは、公序則との関係で難しいのではないか(水野)」、また「将来に向かっての関係離脱の自由は合意によっても放棄できないと考える(水野)」

 性的な関係を含む協力関係を債務として・・バカらしくないですか。
 将来に向かっての関係離脱の自由は合意によっても放棄できないと考える・・。当然じゃないですか。

 この続きは、「一般の人々の反応2」で。