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 このノートブックは、深見友紀子が原告となった裁判・最高裁パートナー婚解消訴訟の補足説明としてスタートしました。裁判の内容を知らないと理解しにくい文章があると思いますので、興味のある方は、下記サイトまでアクセスしてくださいますようお願いします。
http://www.partner-marriage.info/

 2009年以降のノートブックは、「ワーキング・ノートブック」に移転しました。

どれが私の進む道?

 きょう、親友のK.Kさんと食事をしました。
 ただのランチではなく、私がこのパートナー婚解消訴訟を背景に、博士号を取るための最初のミーティングです。すでに教授の私は音楽教育で博士号は別に要らないし、もちろん一日のほとんどの時間は本業で目一杯つまっているけれど、モチベーションに関してはこの問題のほうがずっと高いからです。

http://www.ongakunotomo.co.jp/catalog/detail.php?Code=230012&OTID=e47c3925e4bc844e6621367e3644d657

 レストランへ向かう途中、法学者の水野紀子さんが書いたパートナー婚解消訴訟の解説を書店で読みました (「平成16年度重要判例解説」(ジュリスト臨時増刊(第1291号)6月10日号、有斐閣) 。“公序良俗”は時代によっても変化し、「できちゃった結婚」なんかも、つい最近まで“公序良俗”に反していたのではないかなと思いましたが、詳しくはまた「一般の人々の反応(2)」で。

 自身の説を述べるために、水野さんの解説の一部を引用しているブログなどがすでにあるみたいですが、原典にあたらなければ意味がないばかりか、この事件について間違った認識をするかもしれません。たった見開き2ページですので、立ち読みでもOK。