きょう、平成17年度の冬期ボーナスが出る。
扶養家族がいる人には家族手当5か月分が出るが、扶養家族がいない私はゼロである。
私の勤務する大学では、家族手当は配偶者24000円、子ども(満15歳~22歳)一人に付き12000円。専業主婦と子ども3人をもつ男性と私とを比較すると、大学が支払うお金は、年間で100万円近くも私のほうが少ない。能力が同じならば法律上独身者を雇ったほうが絶対お得よ!
昨年のきょう、振り込まれたボーナスの額をみて驚いた。以前いた国立大学の2.5倍もあったからだ。東大助教授の瀬地山角さんが、「自分の給料が同い年の高校の先生より少ないことを知って愕然とした」と自著で書いていたが、本当に旧国立大学の給料って安いのだ。
給料が上がった分、所得税も住民税も驚くほど増えた。私にはめぼしい控除もないので、課税対象所得金額から全額控除される「小規模企業共済」の掛け金を、それまでの月30000円から最高額の70000円にした。
その他にどんな対策があるのかわからないままだが、働けている、その働きに対して十分な報酬が与えられている、そして私を頼りにする人たちがいることに感謝して、節税については「まっ、いいっか」と思うことにしている。
春に契約したアリコの個人年金保険レグルス(米ドル建)は年金保険控除の対象外だった。ややこしい名称だなぁ。
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