5月13日
少し古い本なのですが、『口コミ伝染病』という本を読みました。ビジネスマンでもないのになぜこういう本を読んだのかというと、早稲田の音楽教室「深見友紀子ミュージック・ラボ」を発展させたいと思っているからです。
この本には口コミを伝染させるための具体例がたくさん書かれていました。
「綺麗な広告は自己満足に過ぎない。広告(チラシ)は汚い方が良い」
「供給は絞った方が良い」
「お客をヒーローにする」
「付き合いたいお客だけに絞る」・・・・
我が家の玄関に貼っている手づくりのポスターとミュージック・ラボのページに、「土曜日のクラスは夕方1名分空きがあります。」と書いたところ、わずかの間にその1名分の時間に問い合わせが数回ありました。供給は絞ったほうがいいようですね。(結局、5歳のかわいい男の子が入ってくれそうです。)
手書きのチラシの効果を実感できる出来事もありました。先週、私のゼミ生で、京都女子大学児童学科音楽隊の第2期生の一人、Hさんに第3期生募集のチラシを手書きで作ってもらい3年生に配布したところ、瞬く間に第3期生が結成されそうな気配なんです。授業の折に、私が説明してもあまり動きがなかったというのに・・すごい効果です!!
“一生懸命仕事をしていれば、評価されてお客さんの口コミが始まる”というのはウソで、絶え間ない努力と(Hさんのような)才能が必要です。
ミュージック・ラボのチラシもHさんに作ってもらおうかしら。