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 このノートブックは、深見友紀子が原告となった裁判・最高裁パートナー婚解消訴訟の補足説明としてスタートしました。裁判の内容を知らないと理解しにくい文章があると思いますので、興味のある方は、下記サイトまでアクセスしてくださいますようお願いします。
http://www.partner-marriage.info/

どれもこれも似たようなもの

 2月6日
 柳沢大臣の「女性は≪産む機械≫」発言について、いろいろな人がいろいろと言っていますが、今回の件のコメントのなかでは、次の大月隆寛さんのコラムが一番わかりやすいと思いました。結局、どれもこれも似たようなもの、というコト。でも、オトコの側の深刻な女性不信、「おんなぎらい」があるのなら、オンナの側の深刻な男性不信、「おとこぎらい」もあるはず・・・。
 ところで、大臣夫人の柳沢紀子さん。業績なんてほとんどなさそうなのに、03年に63歳で武蔵野美大の教授になっているみたいです。どこもかしこも似たようなもの、というコト。詳しくは以下の「きっこさんの日記」で。

http://www3.diary.ne.jp/user/338790/
2007/02/05 (月) カメムシ大臣の裏の顔 3

【コラム・断】「産む機械」-少子化の根底に女性不信 

 「女性は≪産む機械≫」発言で、柳沢厚生労働大臣が四面楚歌(そか)、立ち往生であります。
 政治家の発言としてちと不用意だった、それは確かですが、しかし相も変わらず、前後の脈絡すっとばして片言隻句を揚げ足取りして騒ぎ立てるメディアの手癖も恥知らず丸出し。ましてや、その尻馬に乗って女性議員たちが一斉に文句つけるありさまには、いやもう、心底萎(な)えました。なにせあなた、高市早苗から辻元清美まで申し合わせたように「許せない」ですと。

 少し前、少子化対策と称して、政府主導で集団見合いを、と真顔で提言されてた女性大臣もいらっしゃいました。とにかく、つがいをこさえりゃ何とかなる、頭数さえ増やしてくれりゃいい、というその発想は、今回の「産む機械」発言と似たようなもの。同様に、ニートや引きこもりを何とか働かせようという画策や、ホワイトカラーにタダ残業させようという例のホワイトカラーなんちゃらも、人ひとりを労働力、生産機械として考える上じゃ同列でしょう。

 で、政策的な観点というのがそういう間尺になっちまうのも、ある意味しようがないわけで、戦前の「一銭五厘」から高度成長期の「金の卵」まで、もの言いとしては連綿とあります。なのに、他でもない代議士サマがそのへんの事情も抜きにして、大文字の「オンナ」をひとり勝手に背負って立つような居丈高な身ぶりや言動でここぞと騒ぐそのさまが、まず何より疎ましい。

 少子化の現在には、オトコの側の深刻な女性不信、「おんなぎらい」が横たわっていることも、さて、まなじり決して正義の味方ぶりっこの女性議員たちは、どれだけ気づいていらっしゃるんでしょうか。
(民俗学者・大月隆寛 2007/02/04 09:38 産経新聞)


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