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 このノートブックは、深見友紀子が原告となった裁判・最高裁パートナー婚解消訴訟の補足説明としてスタートしました。裁判の内容を知らないと理解しにくい文章があると思いますので、興味のある方は、下記サイトまでアクセスしてくださいますようお願いします。
http://www.partner-marriage.info/

個人情報!個人情報!

 11月24日
 最近私の一番嫌いな言葉の一つに「個人情報」があります。
 この間も損害保険の控除証明書が送られてこないので、損害保険会社の「お客様相談室」に電話をしたところ、個人情報保護のために、住所を届けている東京の家にしか郵送できないと言われて頭にきました。
 http://www.nipponkoa.co.jp/inquiry/index.html
 「年末調整の書類の締め切りが明日なので、大学の人事課に郵送してくれませんか。」
 「お客様の個人情報の関係で、登録された自宅にしか送れないことになっています。」
 「でも、もともとそっちのミスなんだし、東京の自宅に送られても、私が週末東京に戻って京都に持ってきて大学に提出するとなると、来週になってしまう。」
 「でも、決まりですから。個人情報は守らなければ、社としてもどういうお叱りを受けるかわかりません。」
 「それって、私の個人情報でしょ。私がいいと言っているのだからいいじゃないですか。もともとそっちのミスなんだし。」
 「そんなこと言われても決まりですから。それにお客様がご本人とは限らないですから。それにうちは必ず控除証明を出しているはずです。」
 「本人とは限らない??? さっき住所や生年月日を尋ねたじゃないですか。あなたには私の個人情報を聞き出す権利があるんですか。とにかく私のところには届いていないのですよ。出したっていう証明できるんですか。」
 「記録は残っているはずです。調べますよ。」
 それから数時間後、その担当者の上司と名乗る人から電話がかかってきて、結局、事務のミスで控除証明を出していなかったということがわかり、大学の人事課に速達で郵送することになりました。
 
 個人情報!個人情報!個人情報!個人情報! 

 郵便局が配達ミスすることもあるでしょ。
 私のマンションではよく違う部屋の人への郵便物がポストに入っていますよ。管理人室の前にペッと出しておくけど。3度ほど同じ名前のマンションの一号館の同じ部屋番号宛ての郵便物が届いていたこともあります。 
 
 個人情報!個人情報!個人情報!個人情報!
 
 学校でも同じように個人情報、個人情報とアホの一つ覚えです。
 学生たちの実践を保育園にお願いすると、写真撮影禁止、ビデオ撮影禁止というところがかなりあります。写真に関しては子どもたちの後ろ姿だけ、ビデオに関しては子どもはなるべく撮影しない、公開しないという条件で交渉することが多いです。
 つい最近も、学生の卒業論文には固有名詞はNG、「京都市内某保育所」と書いてほしい、その保育所での実践について書いてある部分のコピーを送付してほしい、ビデオテープは論文を書き終えたら返却してほしいと、わざわざ私の携帯電話に電話をしてきた保育園長がいました。
 「京都市内某保育所」のほうが余計怪しい感じです(笑)。それにビデオテープはデジタルだから幾らでも複製が作れる。テープで撮ったものでもDVDで撮ったものでも、大事な映像はハードディスクにコピーする習慣のある私は、耳を疑ってしまいました。
 返却を要求したという事実があればいいのでしょうね。

 厳密に言えば、横顔も混ざっていますが、子どもたちの後ろ姿というのはちなみに次のような写真です。大学側はおそらく映っている学生たちの許可など取っていないと思います。そんなことしていては、キリがないですよ。
ファイル 160-1.jpg
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 京都女子大入学センターブログ 11月5日より転載
 https://www2.kyoto-wu.ac.jp/club/blog-center/blog.cgi 


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