昨日は、友人の生明(あざみ)俊雄さんが京都に来たので、パートナーのSさんと3人で先斗町の料亭「魯ビン」に行きました。春だというのに昨日の京都の気温は4度。夜には雪が舞い、信じられないぐらい寒かったけれど、春野菜や焼き魚、湯葉料理、おもしろいご飯物などで暖まりました。
生明さんはビクターエンタテインメントを定年退職後、東大の修士課程に社会人入学して修士号を取得し、修士論文を勁草書房から「ポピュラー音楽は誰が作るのか―音楽産業の政治学」として出版。2年前から広島経済大学の教授をしています。
ほとんどの人が私に「二重生活は大変ですね」と言うのに、生明さんは「京都は近くていいですね」と言います。人と物差しが違う・・・。65歳になったので、「大人の休日倶楽部ジパング」に入ることができ、新幹線代は30%オフになったらしいです。
定年退職者で、大学教授で博士課程の学生。
「年金もらえるんですか。」「学割も使えるのですか。」と聞いてみたくなります(聞いてみました!)。ショパンの名曲を弾きこなし、私の教室のピアノ発表会にも2年連続で出演。来る6月11日の2006ピアノパーティにも出演予定です。
おまけにハンサム、実際の年齢より10歳程度は若く見える。
生明さんから学んだこと、たくさんあります。
・決して威張らない。修士時代、東工大で開かれたゼミで、若い学生からいろいろと指摘されてもあくまでも謙虚でした。指導教授も当然年下という状況でさわやかにやっていける性格。
・移動はすべて電車。本を読んだり、授業の準備をするため、車は使わない。
・体を労わり、健康に細心の注意を払っていること。
私も体を労わるために、最近JR東海エクスプレスのポイントをためて、グリーン車で移動することにしました。田七人参とデトックスも始めました。
京都女子大の栄養バランスの良い定食と、Sさんの手料理で、明日からの東京・京都3年目も元気で頑張りたいと思っています。どちらも働いているのに、料理はダンナさんが担当というのは不公平だと思う人、おそらく多いでしょう。物差しが違うのです。
Date: Fri, 31 Mar 2006 19:53:41 +0900
To: fukami××@ezweb.ne.jp
Subject: 帰りに頼む
帰りにクリームシチューのもとを買ってきてくれませんか。